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沿革

慶應義塾大学医学部整形外科学教室は、大正11年(1922年)6月16日に開講され、
2012年には教室90周年を迎えました。第7代戸山教授に至るまで、先代教授のもと常に日本の整形外科をリードしてまいりました。

前田 友助 教授初代 1922-1927年

1887年7月25日愛知県に生まれる
1912年東京帝国大学医学部卒業
1922年6月慶應義塾大学医学部整形接骨科主任教授
1927年赤坂見附・前田外科病院設立・院長
1975年7月ご逝去、享年88歳

初代教授として、当教室を開講されました。
大正11年(1922年)6月16日が我が整形外科学教室の始まりであります。

前田 和三郎 教授第2代 1928-1946年

1894年7月28日大阪府に生まれる
1920年9月京都帝国大学医学部卒業
1926年2月熊本医科大学教授
1928年12月慶應義塾大学医学部整形外科教授
1935年・43年第10回・第18回日本整形外科学会会長
1950年12月公務員共済組合立川病院 病院長
1979年8月ご逝去、享年85歳

脊椎脊髄外科に関する先進的な報告を行い、多大な業績を残されました。

岩原 寅猪 教授第3代 1946-1966年

1901年9月2日高知県に生まれる
1927年3月慶應義塾大学医学部卒業
1946年12月慶應義塾大学医学部整形外科教授
1950年4月第23回日本整形外科学会会長 
1960年7月慶應義塾大学病院 病院長
1966年5月国立村山療養所 所長
1988年3月ご逝去、享年86歳

脊椎外科の分野、特に脊髄損傷に関する先鋭的な報告で多くの業績を残されました。

池田 亀夫 教授第4代 1966-1979年

1918年8月28日群馬県に生まれる
1942年9月慶應義塾大学医学部卒業
1966年12月慶應義塾大学医学部整形外科教授
1993年7月ご逝去、享年74歳

脊椎外科、特に脊椎の前方侵襲法について多大な業績を残されました。

泉田 重雄 教授第5代 1981-1986年

1921年1月17日新潟県に生まれる
1944年8月慶應義塾大学医学部卒業
1981年12月慶應義塾大学医学部整形外科教授
1986年3月第59回日本整形外科学会会長
1986年4月富山県高志リハビリセンター・センター長
2005年6月ご逝去、享年84歳

股関節外科の分野で多大な業績を残されました。

矢部 裕 名誉教授第6代 1986-1998年

1932年6月9日埼玉県に生まれる
1957年3月慶應義塾大学医学部卒業
1986年8月慶應義塾大学医学部整形外科教授
1991年10月慶應義塾大学病院 病院長
1996年4月第69回日本整形外科学会会長
1998年4月公務員共済組合立川病院 病院長
2012年11月瑞宝中綬章叙勲

手の外科、特に麻痺手の再建などで多大な業績を残されました。

戸山 芳昭 教授第7代 1998-2014年

1950年11月24日埼玉県に生まれる
1975年4月慶應義塾大学医学部卒業
1996年10月慶應義塾大学医学部専任講師
1998年4月慶應義塾大学医学部整形外科教授
2007年10月慶應義塾大学病院長(〜2009年8月)
2009年5月慶應義塾大学常任理事(〜2017年5月)
2011年5月第84回日本整形外科学会会長

日本学術会議会員(第22期)
(財)国際医学情報センター理事長
厚生労働省厚生科学審議会専門委員
厚生労働省先進医療会議技術委員
(独)医薬品医療機器総合機構専門委員
(社)日本専門医制評価・認定機構理事 他

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