整形外科教室では、基礎実験より得た知見をいち早く社会還元し患者さんのもとに届けることを目指しています。慶應義塾大学研究連携推進本部の協力の元、研究アイデア・成果から積極的に特許取得を行い、得られた知財をもとにパートナー企業と新たなビジネスの創出を行っています。
整形外科用インプラントの設置強度評価方法の開発(特願2016-028225)
Nakashima D, et al, PloS one 2018, Eur Radiol Exp. 2019,
2018年日本整形外科学会基礎学術集会 Best Poster Award
JSR株式会社の出資をもとに、2017年10月医学部信濃町キャンパスにJSR・慶應義塾医学化学イノベーションセンター(JKiC)が開所しました。整形外科教室ではJKiCの4つの研究領域のうち、領域4-Design and Medical Deviceを担当しています。医用イメージング・3DプリンターによるCAD/CAM技術を応用した多くのプロジェクトを展開しています。
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引用元 https://jkic.med.keio.ac.jp/about/gallery.html
JKiC 外観
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3D CAD/CAMによる
手関節装具作成 -
手術プランニング
ソフトの開発
(LEXI ホームページより)
整形外科では、知財の運用およびパートナー企業とのビジネス展開の一環としてベンチャー企業の創生にチャレンジしています。日本における医療ベンチャーはまだ発展途上であり、慶應義塾においてもより多くの大学発ベンチャーの誕生が期待されています。2018年7月整形外科教室からスピンアウトしたスタートアップ:Grace imaging Inc., を支援しています。
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最先端筋肉解析技術で世界初のスポーツ・ヘルスケアサービスを提供