2018年
2018年07月20日
腰椎椎間板ヘルニアに対する新薬の紹介記事に岡田英次朗(80回)が掲載されました。
腰椎椎間板ヘルニアで腰痛、下肢痛に困る患者さんは日常診療で数多くお見受けします。現在までは内服薬やブロックなどの保存治療以外には、内視鏡や顕微鏡などを用いて手術で切除することしか治療方法がありませんでした。本年、発売される新薬ヘルニコア(一般名 コンドリアーゼ)では局所麻酔下に椎間板内に薬剤を注射することで椎間板内の髄核を溶解することが可能となり、突出したヘルニアの減圧を得ることが可能です。適応は十分な保存治療を行ったものの治療効果が得れず、かつ腰椎椎間板ヘルニアの中でも”後縦靭帯下脱出型”となります。すべてのタイプのヘルニアを治療なわけではないものの、患者さんにとって手術以外の有用な選択肢となりうると考えます。
▽記事詳細は下記リンクよりご覧頂けます。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180718-OYTET50016/
https://www.keio-ortho.jp/news/images/detail/2018/20180720.jpg
(2018年7月14日 読売新聞)