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2018年

2018年06月15日

宮本健史(73回相当)日本リウマチ学会 学会賞を受賞 

平成30年4月26日から28日にかけて東京国際フォーラムで開催された第62回日本リウマチ学会総会・学術集会において宮本健史が学会賞を受賞した。

日本リウマチ学会は会員数約1万人の巨大学会で、学術集会では関節リウマチやその周辺疾患の他、膠原病や自己炎症性疾患など、多岐に渡る疾患を、臨床や基礎、疫学など、様々な方面から実施された幅広い研究成果が報告される学会である。学会賞は、ある特定の研究成果や発見に対して贈られるものではなく、関節リウマチ学の発展や日本リウマチ学会への継続的な一連の貢献が特に認められた者に贈られる大変栄誉ある賞である。推薦者による推薦を受けた者が、選考委員会による審査、理事会による承認を受け、最終的に受賞が決定される。

宮本は、関節リウマチの関節破壊において必須の役割を担う破骨細胞の研究において、前駆細胞からの分化機構ならびに単核の細胞同士の細胞融合による多核化機構、閉経後骨粗鬆症における破骨細胞の活性化機構の解明による破骨細胞制御因子を同定したこと、また、より直接的な関節リウマチ研究として、炎症性サイトカインのポジティブフィードバックループによる炎症の慢性化と破骨細胞分化誘導から関節破壊の慢性化機構を解明し、関節炎と関節破壊を同時に抑えるための治療標的を同定し、さらにはその制御薬を開発するなど、これまでの一連の関節リウマチ学への取り組みと成果が評価された。さらに、関節リウマチ治療のアンカードラッグであるメソトレキセートによる破骨細胞の直接抑制効果や、感染による関節炎の誘導、自己炎症症候群モデルマウスの新規樹立など、今後の発展が期待される成果の他、これまでの日本リウマチ学会における様々な委員会活動やシンポジウムなどでの成果報告などの学会への貢献も評価された点である。今回の受賞を機に、宮本の今後の益々の活躍が期待される。


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