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2015年

2015年09月08日

藤田順之(79回)と北村和也(81回)第4回日本若手脊椎外科研究会ダブル受賞の快挙!

2015年8月1~2日の2日間、福岡において第4回JASA (Japan Association of Spine Surgeons with Ambition)ミーティングが開催された。本研究会は本塾整形外科と千葉大学整形外科が中心となり発足させたセミクローズドの若手脊椎外科医の研究会で、「志」・「大望」(Ambition)を抱く若手医師が脊椎脊髄疾患分野の臨床と基礎における情報交換と学閥を超えた多施設共同研究の実施を目的に発足した。参加者は全国80大学の平成4年卒以降の脊椎外科医師(各大学3名)に限定され、50歳退会制を導入している。今年で第4回を迎える本研究会は、全国の大学を中心に123人が参加した。当科石井が会長を務めた第2回JASAでは、最優秀演題賞に加え、最も有意義なDiscussionを行った参加者を表彰するBest Discusser Awardを増設したことで、他の学会では見られない活発な議論が繰り広げられている。第4回のテーマは脊椎脊髄腫瘍、頚椎、腰椎、脊柱変形、感染・外傷、基礎研究と多岐に渡り、ディベート形式のDiscussionが2日間に渡り交わされた。
本塾からは藤田順之君(79回)、北村和也君(81回)と石井の3名が参加し、藤田君は「腰部硬膜外脂肪腫症の病態解明」の演題で、腰部硬膜外脂肪腫症において脂肪細胞の肥大化と炎症性サイトカインの発現上昇が病態に関与しているという新知見を報告した。藤田君の演題には20以上の多くの質問が寄せられ、新知見に対する高評価を得て見事にBest Presenter Awardに選出された。また、北村君も多岐にわたる各演題に対して、的確な質問による議論を繰り広げ、参加者123人の中から見事にBest Discusser Awardに選出され、研究会発足初となるダブル受賞の栄誉を果たした。特に藤田君の研究成果は慶應脊椎研究グループ(KSRG)で遂行している全身性老化と脊椎脊髄疾患の関連性研究の1つの成果であり、極めて興味深い新知見は今後の脊椎脊髄疾患に対する新たな治療標的となる可能性があり大いに期待される。2人の更なる飛躍に期待したい(石井賢 72回)。

左 藤田(79回) 右 北村(81回)

左 藤田(79回) 右 北村(81回)


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