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2013年

2013年05月21日

岡田英次朗(80回)が『臨床整形外科』最優秀論文賞を受賞

思春期特発性側弯症は思春期の女児に多く発生する脊柱が変形する疾患で、通常保存治療が行われるが、奏功しない場合には手術を要することがある。本研究では思春期特発性側弯症Lenke分類type5カーブに対する椎弓根スクリューを用いた後方矯正固定術において,手術を行う範囲の短縮が可能かどうかを検討した。椎弓根スクリューを用いた後方矯正固定術は従来法と比較して優れた矯正が得られることが知られており、手術を受ける若年者に対し固定範囲を短縮した方法でも良好な治療成績の獲得が可能かどうか比較を行った。本研究の結果,本カーブにおける固定範囲は従来よりも短縮が可能であると推察された。従来、思春期特発性側弯症の手術侵襲は比較的大きくならざるを得なかったが、今回の研究のように患者の負担軽減のため低侵襲化の努力が行われ、その治療成績は徐々に向上してきている。思春期特発性側弯症治療のさらなる進歩が期待され、非常に有用な研究であると考えられる。

受賞論文
思春期特発性側弯症Lenke type 5カーブに対する後方矯正固定術における固定範囲短縮の試み。岡田英次朗ほか、臨床整形外科 47:613~618,2012


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